ニッコーグラビア印刷ではニーズに合わせて、フィルムパッケージに必要な加工を行います。
私たちが生活に必要とするものを日本全国隅々にわたって提供する今日の流通システムは、フィルムパッケージなくして語ることはできません。
単なる中身の保護ではなく賞味期限を延ばすことや、味や風味を保つといった内容物にあわせた保護機能、パッケージを開封しやすくするための加工や同じパッケージを何度も使用するといった利便性に関わる機能、商品を手にとってもらうためのアピール力を高める機能に加え、安全性を担保する品質面を加えた4点が求められております。
これらの機能にこだわり、さらなる進化を求めて日々お客様のご要望にチャレンジしております。弊社が誇るフィルムパッケージ加工技術をご覧ください。
蛍光灯および太陽光線から放射される紫外線は主にUV-A(320nm~380nm)とUV-B(280nm~320nm)において商品の変色、退色および劣化を発生させます。
弊社UVカットラミフィルムを使用する事で、紫外線をカットし、商品の劣化を防ぎます。
特に蛍光灯などの紫外線UV-Bを90%から70%以上カットすることで、蛍光灯が多用される店内での陳列時の商品を保護します。
また、ラミネート加工上の加工技術であることから、既存のフィルム構成が使用できるのはもとより、他のバリアフィルムと組み合わせることで、酸素、水蒸気等の透過も防ぐことができます。
紫外線によって変色・退色しやすい商品および食品。
油脂加工食品の劣化防止。
フィルムにおけるバリア機能とは、空気中の酸素および水蒸気の透過を防ぎ、中身を保護する機能が主な機能です。
脱酸素剤等を同封することで、パッケージ内部を酸欠状態にし、パッケージ外部からの酸素、水蒸気の透過を防ぎ、中身の腐敗や酸化等を抑制することで消費期限を飛躍的に延長させることができます。
バリアフィルムはバリアの種類、フィルムの特性、中身の形態や保存期間等で取捨選択が必要であり、フィルムパッケージを社内にて一貫生産できる弊社ならではの経験とノウハウにてお客様にあったバリアフィルムをご提案させていただきます。
生菓子や珍味などの脱酸素剤を封入した食品等。
電子部品。
皆様がスーパーなどの販売店でなにげなく手に取られる食品、洗剤、雑貨等を包むフィルムパッケージは1枚のフィルムから作られたものではなく、2枚から複数枚のフィルムが貼り合わされた積層フィルムで作られたパッケージであることがほとんどです。
異なる特性と優れた機能性をもつフィルムを貼り合わせることで、デザイン性をあげたり、機能性を付与したりと、パッケージに無限の可能性を与えます。
スナック菓子、ボイル殺菌食品、レトルト食品。
電子部品。工業用品。
生花物等の包装では、生花の呼吸による蒸散作用や内外温度差などによって、包装の表面が曇ることがあります。
こうなると中身が見えず見栄えが良くないのはもちろん、中身の生花が傷んでしまう事があります。
フィルム内表面への水滴の形成による曇りの発生を防止するのが防曇加工です。生花を腐らせない事はもちろんの事、商品の見栄えを良くします。
生花等の植物の包装紙や冷蔵ケースにある食品容器の中フタ。
滑性防止加工とは製品の滑りを調整する加工方法です。例えば、積み上げている製品が滑って人の上に落下すれば危険です。
その滑りを防止したり、逆に滑りの悪い容器にパッケージするために滑りを良くしたりと、見えないところの工夫でお客様の課題を解決します。
米袋、容器等のシュリンク包装。
弊社スリット加工におけるイージーカット加工はフィルムのエッジ部分に傷痕加工をいれることにより、ノッチ等の切れ目なくフィルムが手切れしやすくなります。
また、フィルムのエッジが切れてもフィルム自体が切れやすいフィルムを選択しなければ、その効果も半減するといえます。
フィルムメーカー様との長年の取引実績と幅広い商品知識を蓄積してきた弊社ならば、お客様のご要望にお応えできるフィルムパッケージをご提供できるものと自負しております。
切れやすいパッケージを求めた商品全般。
高齢者向けパッケージ。スティック包装。
消費者が商品を手に取る時に重視するのが、商品名、メーカー名、原材料表示などパッケージに記載された内容です。
これらを表現するのが印刷であり、なかでもフィルムパッケージに関してはグラビア印刷で印刷されたパッケージがほとんどです。
印刷を通じて、お客様が消費者に伝えたいメッセージを表現する、そのためだけに弊社はグラビア印刷機を自社に保有しています。
お客様が描く理想を実現するフィルムパッケージの製造は、グラビア印刷で40年の歴史とノウハウを蓄積した弊社におまかせください。
フィルムパッケージの製造、フィルムへのグラビア印刷。
フィルムパッケージの艶消しの効果があります。
フィルム特有の表面の光沢を抑えることによって、高級感が増し、見栄えが良くなります。
弊社グラビア印刷機は高精度の見当合わせ装置が全機台に装備されており、デザインの強調したい部分はフィルムの光沢を残し、残りの部分をマットコート印刷することでフィルムの光沢を抑えることが可能です。そうすることで、お客様のパッケージデザインに風合いという新たな価値を追加できます。
化粧品や高級菓子などのフィルムパッケージ。